今年のお客様の声②

先日、花火大会が開催されました。
花火って綺麗に撮れんわ〜なんて言いながら
連写撮影して撮ったら、花火よりも煙が良い感じの演出
向かい合った男性と女性みたいな雰囲気の花火じゃなくて
煙が撮れました。

前回の続きです。

『あれから元々働いていた職場に戻って、
ストレスなく働かせてもらってます。
ずっと引っかかっていたことから解放されて
気持ちが楽になりました。
亡くなったことがまだ信じられない状態だったんですけど、
亡くなったんだなと初めて受け入れられた気持ちです。
家の中もスッキリしました✨
綺麗にするのを心掛けて家を大事にしていきたいと思います。
近々お姉さんとお茶する予定なんですよ🌸
ほんとに周りに支えてもらってます。』

私が遺品に触る事を、Aさんに承諾をいただき取り掛かりました。
Aさんにとって、見たくない物、受け入れたくない物、触りたくない物
ここで整理しておかないと、多分ずっとこのままの状態で
毎日を過ごす事になるであろうな・・

Aさん自身の手で遺品を触られた時に
感電したかの様な手の震えだったのですが
もう自身でやると決められたので、進む選択肢しかないのですが
時間と共に、とても優しい手で1つ1つの遺品を綺麗に整えられいて

私には体験した事のない、胸の苦しみですが
整理が終わった時には、Aさんの顔色も良くなり
もう大丈夫だと感じました。

顔色もですが、声のトーンも変わり
目の力、輝き、足が地に着いて
初めてお会いした数時間前とは全然違うAさん
終了して私が帰るには、笑顔で手を振られてのお別れでした。

テクニカル・ハウスキーパー
お酒の提供をされる店舗の神棚の調整だったり、
何だか居心地の悪いお部屋の空間の整えや、
兎に角、汚部屋どうにかしてからの整え、色々な形があるのですが
Aさん宅は、お家というよりは私の中で、
ちょっと違ったテクニカル・ハウスキーパーでした。

博多駅までの帰りの新幹線の中で、目を瞑り私の頭の中と心の中の整理
シーンとしては、玄関に出て来られたAさんの姿〜走馬灯の様に

目を開けて時計見たら博多駅まで後3分!

やっばーよだれ垂れたかと確認した位爆睡・・
何が頭と心の整理よっ
あっぶなかったー
乗り過ごしよったー
慌てて、荷物確認して立とうと思ったら終点でした

終点博多駅よ

Aさん、ありがとうございました。